ROCK IN JAPAN FES 2001

 

8月3日から5日までの3日間、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で行われたROCK IN JAPAN FES 2001に行ってました(。このFESは、去年からスタートしたらしく今年で2回目だそうです。FES といえばFUJI ROCKが有名です。でも私の場合邦楽の方が好きだし、なんてたって地元茨城で開催ですから行かなくちゃということでチケット握りしめてひたちなかへ。

今回参加したは、土曜日だけ。デビュー当時から好きな「ゆず」や「ミスチル」「奥田民生」など3日間の中では出演するメンバーが豪華(私の感覚です)だったので。気持ち的には「LOVE PSYCHEDELICO」や「suger soul(後にRIP STYLEに変わりました)」も聞いてみたかったのですが、絶対体力が持たないだろうということで諦めました。

 

さあ1発目は、「ゆず」です。

どんな曲を聴かせてくれるのか楽しみでした。ROCK FESということでバックバンドを引き連れてくるのかなと思っていたら、アコギだけの演奏。やっぱりゆずは、そうでなくちゃね。ゆずのコンサートではお決まりになっているラジオ体操第一からスタート。でもね。ラジオ体操なんてやってられないくらい人がいてそれどころじゃない。・・・体操が終わるとゆずが登場。するとモッシュピットのほうから黄色い声が。なんかめちゃくちゃ異常な感じがしました。まあ、いいんだけどね。一曲目はなにかな・・・おいおい「する〜」かよ。ゆずらしいっていえばらしいけど、ちょっと拍子抜け。1発目は「大バカ者」で突っ走って欲しいかった。そのほかは、無難な選曲だったと思います。ゆずを聞くことのない人も多いからメジャーな曲、たとえば「3カウント」とか「夏色」とか選んでいたので、みんな楽しんでいたようです。一番盛り上がったのは「夏色」。「1・2・3・だー」のかけ声で会場が一体なったような気がします。全体的に「ゆず」の味がでていて良かったと思います。個人的には、大好きな曲「始発列車」とか「雨と泪」が聞きたかったです。

 

ちょっと休憩を挟んで「TRICERATOPS」です。

TRICERATOPSといえば、ポカリスエットのCMでおなじみの「GOING TO THE MOON」くらいしか知りませんでした。でもとっても楽しめました。MCで「今日はミスチルがくるんだけど。俺よくカラオケで歌うんだよね」っていきなりミスチルの「NOT FOUND」を即興で演奏して歌い出しちゃうし。ちょっとしか歌ったけど、ずっと歌って欲しかったな。あと、曲名はわからないけど、英語の歌詞の曲(知っている人教えてください)、すっごくかっこいい。しびれました。ゆずでは発散できないもやもやが、TRICERATOPSで吹っ切れた感じがしました。やっとFESらしくなってきた、そんな感じな「TRICERATOPS」でした。

 

そのあとお食事タイム。

結構お店がでてました。よくありがちな焼きそば、カレーなどのほかに、タイ風カレーやタコスなどなど。ホントバラエティーに富んでました。でも一番人気は冷やしうどんだったかな。結構並んでました。私は、冷やし坦々麺。ここもけっこう並んでましたね。一緒に行った人には「けっこうチャレンジャーだね」と言われましたけど、思っていた以上においしかったです。ちなみに値段は500円。それに食事の後のビール。いや〜、野外でのビールは格別ですね。あの1口がたまりません(笑)。
あっそうそう、食事の前にオフィシャルグッズを見て回ったんですが、そこに驚くものが。それは「ひたちなかTシャツ」。おいおい、ひたちなかTシャツって。地元の人は恥ずかしくて着て歩けません(笑)。

 

時間があったのでLAKE STAGEへ。

おなかもいっぱいになっし時間もあいているのでLAKE STAGEへ。このひたちなかのFESは、2カ所ステージがあります。メイン会場のGLASS STAGE、それにLAKE STAGE。2つの会場の間はだいたい徒歩で10分から15分。以外と距離があります。そのくらい広い会場なのです(ちなみにその会場と会場の間には、観覧車や南極?体験ができる部屋?などがある遊園地もあります)。ちょうどLAKE STAGEへ行くと「オーディオアクティブ」のライブが始まるところでした。私はちょっと知らなかったのでシートゾーンで観覧。LAKE STAGEはこぢんまりしている会場ですが逆にそれがよかったりします。アーティストとオーディエンスが一体になれる・・・GLASS STAGEの大規模ステージとは違うFESらしいステージでした。

 

終盤にはいって「奥田民生」。

奥田民生・・・といえば、私の世代だと「ユニコーン」のイメージが強すぎる。「大迷惑」や「Maybe Blue」が民生って思っている私にとっては・・・うん、あの独特な音楽はどうも合わないなと実感しながら聞いてました。とはいってもFES。みんなが盛り上がっているのに突っ立っていちゃもったいない。それは臨機応変に(笑)。

 

いよいよトリの「Mr.Children」です。

ミスチル・・・今日のメインアーティストと言っていいでしょう。奥田民生のライブが終わると一斉に前へ前へと人が流れる。モッシュピットは押すな押すなの状態に。セキュリティーの人が「前へ来ないで、お願い」って身振り手振りで訴えてたし。実際にモッシュピットから救出?されている人もいた。本当に危ない状況だったと思う。今まではある程度自分のスペースをとりながら楽しむことができたけど、ミスチルの時はもう満員電車状態。ホント事故がなくてよかったです。

予定時間の25分遅れでスタート。桜井さんもいい感じでキレでいて、いつもテレビで見ている桜井さんと違った一面がみれました。「花」「ヒガシヘニシヘ」「マシンガンをぶっ放せ」・・・もう大合唱です。3万人が1つにまとまるのってこんなにすごいパワーがあるのかと実感しました。
「Tomorrow Never Knows」・・・この曲はホント感動しました。生で聞けるなんて。とても辛かったときに聞いていたあの日(ひみつです)を思いだちゃって、ちょっとだけ涙声になりながら歌ってました。「Tomorrow Never Knows」のあとに「CROSS ROAD」を歌われちゃったら、きっと人目を気にせず泣いていたかもしれません。・・・もう、ほんとあっという間でした。貴重な時間を過ごしました。ありがとう、ミスチル。アンコールの「終わりなき旅」が終わった後に花火。とってもきれいでした。ミスチルの余韻とマッチしてホントGoodでした。

 

最後に・・・。

楽しい1日を過ごせて嬉しかったです。この1日は忘れないでしょう。ありがとう。
来年は、3日間行ってやるぞ〜。